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ライターになるために!

 

多くの人に会わなければ、実りある出会いにはならない。

山崎まゆみ / 温泉エッセイスト ①

 

「温泉の申し子」として、21カ国751箇所以上の温泉を訪ね歩き、テレビやラジオ、新聞、雑誌などで活躍している、温泉エッセイストの山崎まゆみさん。
一般企業からいきなりフリーライターになり、温泉エッセイストとして活躍するまでを主にして全5回にわたりお話しいただきます。

多くの人に会わなければ、実りある出会いにはならない。


――フリーライターになりたいと、昔から希望されていたんですか?

新卒採用では、新聞記者を目指して就職活動をしていました。
新聞に記事が取り上げられることで、状況が好転した例がわたしの身近にありました。それで活字の影響力を身近に見て記者になりたい、と思ったのがきっかけです。
でも最終面接までは進むのですが、内定というところまではどうしてもたどり着けなくて。
第一次就職氷河期に入った頃で女性記者を採用しない方針だったみたいです。

そこで大学卒業後は、一般企業に入社して新聞記者になる機会をうかがっていました。
ただ、OLやりながらだとやっぱり難しいんですよね。
だからOLは2年半働いた頃、スパッと辞めました。
それに社会人としてしばらく過ごすうちに、フリーライターでも新聞記者と同じように物を書いていけることがわかってきました。
中途採用で、新聞社や出版社に入社することが難しいことにも気づきました。

だから中途でも問題ない「フリーライター」という道を選びました。


――いきなりフリーライターになったのですか?

えぇ、いきなりです。(笑)
といっても、それだけでは生活していけないので、大学の先輩から紹介された出版社で、編集部のアルバイトも並行してやるようになりました。
ほとんど雑務ですけどね。

あとOL時代に貯めたお金がありました。
このお金がなくなって、その時ライターとしてやっていけないようなら、すっぱりあきらめようって、自分なりに期限をつけていたのかな~。

ライターとしては、情報誌に掲載される店取材、そして雑誌のお便りコーナーのリライトなどをやりました。
店取材は多いときには1日に6、7件回りましたね。

取材記事が雑誌に掲載されたら、誌面をファイリングして作品集のようなものをつくりました。
実際はページの一部分しか手掛けていなくても、署名があると、あたかもそのページすべてわたしが書いたように見えるじゃないですか(笑)。

そのファイルをもとに、出版社に「会ってください」って、たくさん電話をかけましたよ。
とはいえ、出版社に行く際は企画を持っていくっていう基本中の基本すら知りませんでした。
記事をまとめたファイルを見せれば仕事くれるって思っていたくらいですから。
そのファイルもほとんどはったりでしたけど。。。
でもそんな状態の中、わたしを拾ってくれた編集部があったんです。
それが小学館の『DIME』編集部です。

10社くらい電話をすれば、1人か2人は会ってくれます。
「多くの人に会わなければ、実りのある出会いにはならない」ということも、痛感しました。
量という点では企画をたてるということでもいえますね。
『DIME』では毎号10本の企画を提出する努力をしていました。隔週刊なので毎月20本、ま、目標ですが。
自分が面白い思うこと、それを考える作業、ライターと基礎体力はこのとき身につけましたよ。


――その後『DIME』では「失恋記者」として活躍されるんですよね。

フリーライターの仕事手帖:山崎まゆみ/温泉エッセイスト①失恋記者は『DIME』の編集者に「わたし、大失恋したばかりで」なんていったら、始まっちゃった企画なんです。

でもその企画が好評だったおかげか『DIME』の隣に編集部があった『BE-PAL』編集部から「君、脱げる?」なんて声をかけられ(入浴姿を誌面に出してもいい? という意味)、今につながる「混浴美女秘湯めぐり」の連載がスタートしましたから。


フリーライターの仕事手帖:山崎まゆみ/温泉エッセイスト①

失恋記者として活躍された『DIME』での取材記事


――駆け出しのライター当時の収入はどうだったんですか?

OL時代はもちろん、下手したら今よりもよかったですよ。
もう、何でもやっていましたから。
体力もあったので、量も多くできましたしね。


(続きます) 第2回はこちら


プロフィール
フリーライターの仕事手帖:山崎まゆみ/温泉エッセイスト
新潟県長岡市生まれ。
日本だけでなく世界中の温泉をめぐり、現在21カ国750箇所以上の温泉を訪ね歩く。
「温泉での幸せな一期一会」をテーマに、テレビやラジオ、新聞、雑誌などでレポートしている。
近著には『ようこそ! 幸せの混浴温泉へ』(東京書籍)、『だから混浴はやめられない』『ラバウル温泉遊撃隊』(ともに新潮社)など。
また、国交省が任命する「YOKOSO!JAPAN大使」の一人である。

山崎まゆみさんオフィシャルサイト 山崎まゆみのいい湯だな

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