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今月の評論家 堀英徳氏

死語の評論家
堀英徳氏


shigo.png

サイト「死語どっとコム」
http://shigo.com/

(サイト説明)
読者から死語を募集し、堀氏の判断で登録する死語のサイト。登録された死語はサーチエンジンのように検索できる。「見た目よりも内容を重視。1ページあたりの容量が小さいので、アナログモデムでインターネットへ接続している方も、かなり快適だと思います」(堀氏)。


登録数は約2000語
全ての死語がお気に入り


「実は最初は死語に興味があったわけではなく、データベースの勉強にと思ってサイトを始めたんです」という堀英徳氏。気ままに死語を登録していくつもりだったが、「自分の知識だけでは限界があることに気づいた」と、死語を募集し、堀氏が登録していく現在のスタイルとした。
 ただし、投稿されたものを全て登録しているわけではなく、必ず、本当に死語がどうかの裏取りをしている。この判断は、サーチエンジンと辞書によるところが大きい。サーチエンジンで検索すれば、「その言葉が死語なのかどうか、ある程度は判断ができます」。また、辞書は、投稿された言葉が方言の場合に役立っているそうだ。
 しかし、一筋縄ではいかない面もある。
「例えば、今はもう使われていない言葉でも、日本語特有の美しさを持つものはできれば登録したくない。いろいろと悩むことが多いですね」。
 さらに、差別用語の問題もある。
「登録した後で、私が知らなかった『裏側事情』のご指摘を受けることもあり、時々ドキッとします。当然そういった言葉は削除対象です」。
 個人サイトとはいえ、インターネット上にある情報源の一つであるとの自覚を持っているため、登録に関しては慎重な判断をしているようだ。
 こうして真剣に向き合っているうちに、死語への愛着も湧いてきた。今では、
「死語どっとコムに登録されている死語全てがお気に入りです」。

henshukaigi | 2006年7月 4日 13:43

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