編集・ライター講座

『モーニング』元編集長が語る、コミック編集者のお仕事とは

みなさん、こんにちは。
編集・ライター養成講座事務局の山崎です。
今日は10月6日に行われた講義の模様をレポートします。

この日の講座には、
講談社の漫画・絵本・キャラクターチーム
「ピテカントロプス」木原康男氏が登場。
木原氏は『モーニング』の元編集長。
現在は上記のチームで漫画を編集プロデュースしています。

今回のテーマは

“コミック誌の編集術”

コミック誌はどのように生み出されているのか、
漫画編集者の仕事とはどのようなものかなど、
木原氏がプロデュースに携わった

バガボンド 26 (26) (モーニングKC) ドラゴン桜 21 (21) (モーニングKC)


などを事例に、具体的なエピソードを交えながらお話いただきました。


なかでも受講生をひきつけたのが
10月10日からドラマも始まった『働きマン』の誕生秘話

働きマン 4 (4) (モーニングKC)


木原氏によると、『モーニング』の兄弟誌『イブニング』で
安野モヨコさんが『さくらん』を描いていたこともあり、
ぜひ『モーニング』でも連載を、という話は以前からあったといいます。

そうした中で、
「“仕事命”の女性を描きたい」
という安野さんの話を聞いた木原氏。すぐさま頭に浮かんだのは、
仕事も家事もバリバリこなす自分の“奥さん”の姿でした。

「働く女性に共感する読者も多いのでは……」

そう考えた木原氏は、自分の奥さんをモデルに、
安野さんにネームを描いてもらうように依頼。
こうして『働きマン』が出来上がりました。

「女性だけど働きマン。今までにこういう女性たちを
   真正面から描いた漫画はなかったんじゃないだろうか」
と木原氏。

自分の身の回りにイメージモデルを見出し、
働く女性の心意気を描こうとした木原氏の話に、
受講生も真剣に耳を傾けていました。

漫画編集者の魅力をたっぷり語っていただいた2時間。
受講生の中には、「漫画編集者」という選択肢も広がったのではないかと思います。

henshukaigi | 2007年10月31日 10:26

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