出版界への就・転職活動は人それぞれのやり方があり、うまくいくこともあれば、
苦戦することもあります。
出版業界から内定を得た先輩たちは、どんな活動をしたのでしょうか?
そこで、現在出版界で活躍する先輩たちに、就職活動と学生時代のお話しを聞きました。
編集者やライターへの就職・転職を目指す方へのメッセージも紹介します!
品田英雄(しなだひでお)さん
日経BP社 編集委員
1 就職活動を見て思うこと
企業は「自分たちと異質な新しいものを持っている人」を探しています。面接試験で、
いかに会社が好きで先輩たちのようになりたいかを、熱心に話す人がときどきいます。
こちらとしてはありがたいしうれしいものですが、それだけでは採用されません。
企業は今ある姿を越えて、新しい価値を生み出していかなければならないからです。
企業に媚びることなく、自分の価値や気持ちを素直にアピールしてください。
2 私の学生時代
学習院大学時代は社会学ゼミ(加藤秀俊教授)に入っていました。やっていたのは、
いろんな人の話をひたすら聞いて文章としてまとめること。ハワイ・ラナイ島へ日本から
移住したおばあちゃん、岩手県の戦争引揚者が開拓した山村、江戸時代に栄えた佐渡の港町、
全国を回る露天商のおじさん・・・・・・、ほとんど住み込むようにしてその生活を聞いていました。
違う社会の普通の話を素直に聞くことは、今の仕事の原点になっています。
3 これから編集者やライターになりたい方へのメッセージ
技術の進歩、特にインターネットの発達によって、取材のあり方も編集の方法も大きく変化
しつつあります。しかもこの先、どう変っていくかは私たちも想像できません。
しかし、新しいことに出会うことはとても楽しいことです。出会ったことをほかの人に伝える
のはもっと楽しいことです。新しいことに出会い人に伝えると、確実に自分も成長します。
それはもっともっと楽しいことです。皆さんもそんな人生を送りませんか。
今後、編集会議.comでは活躍する出版界の先輩から「有名編集者・ライターの私の就職
活動日記・学生時代」と題して、随時更新していきます。
先輩からのメッセージをお見逃しなく!
5月16日、東京教室第19期が開講式を迎えた。
開講式には『AERA』編集長の尾木和晴さんと
講座修了生でフリーライターとして活躍する石渡嶺司さんが登壇。
これから半年間で編集・ライティングを学ぶ受講生に、
「編集者・ライターに求められるもの」と題して特別対談を行った。
尾木さんは、得た情報を"捨てること"のできる編集者・ライターが
新しい人やモノ、コトをピックアップできるという。
「思い切って捨てることと、捨てられるだけの情報の質・量を
持っていることが大切。そのための情報収集は必須です」。
一方、ライターの立場から石渡さんは次のように話す。
「ライターはとにかく自分の足で情報を集めることが命。
直接話を聞きに行く、講演会や展示イベント、コンサートに行く、街を歩くなど、
個人でできることはいくらでもあります」。
その後は、タイトル・小見出しの付け方、文章の書き方など、お互いの実際の
仕事を例に演習も含めて解説してもらった。
対談終了後の質疑応答では、数多くの質問が両氏に寄せられ、
これから始まる講義に向けて、大きなモチベーションを得ることのできた開講式は、
大盛況のうちに閉式となった。


昨年11月に開講した東京教室第18期が4月25日、修了式を迎えた。
修了式ではこれまでの講義の集大成でもある卒業制作課題の講評を実施。
卒業制作課題は企画立案から取材、執筆までを全て自分で進め、誌面を想定した記事を
制作する半年間の集大成となる課題である。
提出された全作品について担当講師であるテーミス編集主幹・伊藤寿男さんと、
日経BP社『日経エンタテインメント!』編集委員の品田英雄さんから講評が行われた。
総評としては
「ビックネームに挑戦して、見事取材に成功している作品が増えた」(伊藤さん)
「全体的にレベルが高い。読み応えがある」(品田さん)
と、高評価を得た。
個別講評の最後には気になる入賞者が発表され、
今期の最優秀賞はこれまでの講座の中で最多の3点、
優秀賞が8点と、計11作品が選出された。
最優秀賞に選ばれたのは
曽我保昭さんの『トーキョー・スパイダー ~窓ガラスクリーニングの世界へようこそ~』
中村豪さんの『チャイナドリームの終焉 ― 格差と不安にゆらぐ現地採用」』
佐藤正彦さんの『ホームレスの世界 ~雑誌がゴミ箱に「落ちる」瞬間を待つ人々』
の三作品。
上記の三作品は今後、宣伝会議のメディアで掲載する。
修了式の最後には、伊藤さんと品田さんから、この講座で築いた同期とのつながり、
講師とのつながりを活用し、勉強会を開くなど、継続してスキルアップに励むよう、
エールが贈られ、修了式は盛況のうちに終了した。
5月16日(土) 東京・大阪同時開講!
「編集・ライター養成講座」受講生募集中!!
東京教室では今期で第19期を迎える「編集・ライター養成講座」
が5月16日(土)に開講します。
開講式では、「現代の肖像」や「世界の遺産」という人気連載を持つ
『AERA』編集長の尾木和晴さんと、大沢仁さんとの共著『就活のバカヤロー』
で10万部のヒットを飛ばしている本講座修了生でフリーライターの石渡嶺司さんを
迎え、「今、編集者・ライターに求められるもの」というテーマで対談をして
いただきます。
数々の有名編集長、作家、売れっ子ライターを講師陣に、マスコミ出版界への
道を進むノウハウを学ぶ半年間。
半年後には、多くの人がきっかけをつかむ実践講座です。
出版界、編集者、ライターという仕事に興味のある方、
自分の興味のあることを仕事にしたい方は無料講座説明会
にご参加ください。
説明会の日程は以下です。
5月2日(土)13:30~14:30
5月7日(木)19:00~20:00
5月9日(土)16:30~17:30
会場は表参道、所要時間は約1時間を予定しております。
また、当日は講座の録画映像をお見せいたします。
↓説明会のお申込はこちら↓
http://www.sendenkaigi.com/kyoiku/form/reservation.html
↓講座の概要はこちら↓
http://www.sendenkaigi.com/kyoiku/editor/index.html
皆様のご参加をお待ちしております!

Q5
これから編集者を目指す人たちへのアドバイスをお願いします。
A5
わたしが『週刊現代』で編集次長をやっていたころ、バブル経済がはじけて、イケイケの潮があっという間に干上がると、これまで水面下に隠れていたヤクザや詐欺師の経済犯罪や大銀行の悪事が次々と発覚した。
就職戦線も激変、ディスコ(クラブ↑とはまだいわなかった)で扇子をもって踊り狂っていても、バンバン企業から内定をとりつけることができた超売り手市場から一転、いまのような氷河期=超買い手市場に変わった。
そんな端境期に入社してきた新入社員の前で、中堅社員として自身の体験を語り、新入社員の質問をうけたことがある。
その日は締め切りで完徹(完全徹夜)。「このクソ忙しいのに、朝から、右も左もわからんヒヨコ連中に話するの、ったるいなー。でも、かわいい女子はいるのかなー」ぐらいの気分でのぞんでいたのか、ぼーっとしていて、自分がどんなことを話したのかまったく記憶にない。
たぶんテキトーにきれい事をならべて、3K職場(って死語ですかコレ? 意味は調べてください)の『週刊現代』を、とても働きがいのあるところだと力説したことはしたんだろう、いまでもなぜか覚えているのが次のような新入社員の質問だった。
新入社員「編集現場のお話を楽しくお聞きしたのですが、配属先が、自分のやりたい仕事とはまったく違う部署で、おまけに、そこがすごくヤなところで、ろくな先輩もいない。そんな場合どうすればいいんでしょう?」
なんともナメたガキ、もとい、元気な新入社員だ。だいたい会社に入れただけでもありがたいと思えよ、それに、週刊誌なんだからヤなことあるの、当然でしょ。きついし。基本的に先輩なんてロクなもんじゃないし、甘ったれたことゆーんじゃないよ、配属先だって、希望が叶わないなんて当たり前じゃん、俺もそーだったし。と不快な気持ちになったのは、一方で、この質問が先輩社員の「いい話」の偽善的な急所を突き、本当のところはどうなんですか? と迫っていたからかもしれない。
で、どう答えたか?
わたし「配属先が希望と違うのはよくあること。しかし、そこがどんなところであろうとも、その職場で一生懸命仕事をすればいい。編集の仕事のみならず、社会人になることを登山にたとえれば、とにかく、登ることだ。山の麓には頂上にたどり着く、いろんな登山口がありルートがある。歩き始めたころは、いったい自分がどんなところにいるか、ほんとにこの道でいいのか、なんてさっぱりわからない。途中で道が崩れていたり、川に橋が架かっていないなんてこともあるだろう。でも、3合目、4合目と登って行くうちに、ふと立ち止まって周りを見ると、急に視野が開け、眼下に下界のパノラマが広がっている。
さらにどんどん登って行けば行くほど、いろんな登山口から登って来た人たちと、合流したり、お互いの来し方を相手を思いやりながら振り返ることができるし、わかりあえてくる。また、これからの行く末についても、まったく違うバックグラウンドをもちながらも考え方を共有できるものだ。だから、大切なのは、立ち止まらないこと、躊躇しないこと、前に進むことじゃないだろうか」
はたして質問の主は、納得したのかどうか、それはいまだにわからない。たとえ話で煙に巻いたのは、年の功、だけど、いまでも新入社員に同じ質問をされたら同じ答え方をするだろう。
「若い駆け出しのころ、コピー機やファクスなど事務機器を取り扱うリース業者から、売り上げを伸ばすにはどうしたらいいか相談をうけた」体験話を、誰もが知っている外資系のコンサルティング会社につとめていた知人から聞いたことがある。
切れ者なのだから、その会社の財務分析をやったり、社内ヒアリングなどして、ソフィスティケイトされた回答をしたんだろうと思っていたら、意外なことを口にする。
「じっさいにリースの得意先を回って、事務機器の営業をしたんですよ。そしたら20%くらい売り上げが伸びた」
では、どうやって伸ばしたのか? その方法というのは、魔法でもナンでもなく、どぶ板営業をやって、得意先の社長や社員と仲良くなることだったという。あえて戦略とよべるものといったら、得意先と親しくなってライバル会社のリース契約の期限を聞き出して、契約の切れる直前に、集中して新機種の売り込み&サービス&ほほえみ攻撃をしたことだというのだ。
外資系の花形職業、それも、数ある横文字企業のなかでもスマートなイメージのある元コンサルタントのエピソードは示唆に富む。
事務機器リースの熾烈な競争現場に、バツグンの頭脳をもっていても社会経験の希薄な男性が、「売り上げを伸ばす」というテーゼを机上でたてた策で解決しようとしたら、おそらく文字どおり、それは机上の空論になっただろう。
学校の勉強、机上では考えられないことがたえず起きるのが現場というものだ――わたしが感心したのは、彼のバツグンの頭脳は、ここでも正しい判断をした、つまり、まず現場に飛び込んでみる、というインテリにはそぐわない野蛮な方法を彼は選んだのである。
たぶん「若い」ということでいちばん大切にしなければならないことは、野暮を承知で野蛮なことを野外でやることではないだろうか?
つまり、本来、仕事というものは、社外に出て、たえず考え方の違う(つまり得意分野の違う)未知の人々と出会い、考え方をぶつけあい、新しいビジネスを手探りで開拓していかなければならないのではないだろうか。おそらく周囲を見渡せば、社内で、スマートに、無難なことをやっている先輩がたくさんいるだろう。それだけではない、自分自身も気がつくと、いつもと同じメンバーで、同じような仕事をしていて、たえず社内の軋轢を避け、社内政治と根回しに一日の大半を使っている――そんなことをやっていると、会社はやがて、下降の一途を辿り、業績は回復するどころか、悪化の根本原因を解決できないまま、無理なコストカットを繰り返し、製品は劣化し、売り上げは下がり続け、あげく社員同士その責任をなすりあい、内部から会社も社員も腐敗、崩壊していくだろう。
野蛮なことを野暮を承知で--いまの日本を見渡してみても、かつてのホンダやソニーのような、ダイナミックなことをやって、日本人を元気にしてくれる会社があんまりないように思うのは、わたしだけだろうか。日本の社会、あるいは日本の会社そのものも、野蛮で野暮なことを承知で果敢に挑戦していく精神を失ったのではないだろうか。たとえば、ソニーはウォークマンを世界中でヒットさせたのに、MP3プレーヤーをiPodに席巻されてしまったなんて、昔のソニーでは考えられないのではないだろうか?
昔のソニーなら、いまどんなものを作っているだろうか? 化石燃料の価格の乱高下、地球温暖化、不景気などなどで、自動車会社各社が低燃費なエコカーにとりくんでいるけれど、かつてのソニーなら、いまごろトヨタやホンダを出し抜いて、高性能な電気自動車を開発した、などという、とんでもなくエキサイティングなことをしてくれているかもしれない。というか、そうあってほしかったのだけど、現実のソニーは、大リストラの真っ最中なのだ。
だからこそ、この閉塞感に満ち満ちた不幸な時代は、いまの若い人にとっては大チャンスなんだ、と思う。あなた方の先輩たちは、みんなとっくのとうに「若さ」を失っている。おそれることはない。堂々と愚直に、野蛮で野暮なことを、刺激的な未知な人たちとの出会いを大切にして、実行すればいい。
でも、「若いうちは愚直に生きることが、大切だ」と説かれてみても、本当なんだろうか? と思うのも無理はないだろう。そんなことをしても、自分の才能を開花させ、自分を成長させることにつながらないのではないか、と。
「生まれつきの天才はいない」
最近、いっしょに仕事をしている、経済評論家・勝間和代さんが翻訳しているアメリカのミリオンセラー『Outliers 』(邦題『天才!』・講談社から5月発売予定)という本のキーメッセージである。
天才と呼ばれるスティーブ・ジョブズやビートルズも、彼らが成功したのは、毎日、練習を続け、人前で披露し続けたからであり、おおよそ「1万時間」の反復練習があって、はじめて才能は開花するものだとか。
おそれ多い天才たちほどでなくても、才能というのはおそらく野暮な練習を繰り返すことで作られるものだ、と、わたしは自信をもって断言できる。
愚直に努力することができる、というのも才能のうち、というか、これがいちばん大切な才能で、わたしの周囲を見わたすと、このいちばん大事なことができない、編集者やライター=書き手の方々が多いのも事実なのだ。
(加藤 晴之)
![images[5] BRUTUS TRIP](http://www.henshukaigi.com/images/images%5B5%5D.jpg)
書店でひときわ目立つ大きさの雑誌。最新号はテレビ・雑誌に
引っ張りだこの脳科学者・茂木健一郎さんが海に浮かんでいるという
これもまた目立つ表紙。
4月13日(月)、この日は『BRUTUS』からスピンオフした『BRUTUS TRIP』の編集長、
石渡健文さんを迎え「ライフスタイル誌の編集」というテーマで講義が行われました。
石渡さんは2000年から2008年3月までの7年間『BRUTUS』編集長を務め、現在は
マガジンハウス第3編集局長および『BRUTUS TRIP』の編集長、新雑誌『JANE』など
を担当している有名編集者です。

数々の人気雑誌を手がけてきた石渡さんに、雑誌作りの要諦を聞きました。
「雑誌を作るときには、自分の担当ページ以外も意識することです。
次のページに繋がる今のページを作っている認識を持つこと。雑誌一冊の
ダイナミズムを表現するためには、全体を見ていなくてはいけません」
「そのページをどう見せるかによって写真の並べ方も、文章の内容もタイトルも
変える必要がでてきます。特にページ構成では写真の情報量はかなりのウエイトを
占めます。編集者として、いろんな写真をたくさん見ることは重要ですね」
その他、講義では、多くの事例紹介を交えた内容の濃い2時間となり、雑誌が生まれる
舞台裏を余すことなくお話しいただきました。
好きな雑誌を教科書に、実際の編集者から制作秘話が聞けた今回の講義。
次回も魅力ある講義をレポートします!
3月25日(水)の講義では、講師にビデオジャーナリストの神田敏晶さんを迎え、
「ウェブ編集・ライティングの基礎」というテーマで講義が行われました。
![]()
近年、出版メディアや新聞ニュースの情報発信を紙に限らずウェブで展開する
動きが加速しています。
また、ウェブサイトは見た目だけでなく構造やそのコンテンツの質も厳しく問われる
ようになってきました。質を高めるためには編集・ライティングの技術が必要で
あるという認識も高まっています。
では、ウェブ上で人を惹きつけるコンテンツとはどのようなものでしょうか。
今回の講義では、ウェブの特性を理解した上で、どういう表現をしたらよいか、
どういう表現が可能なのかを具体的に説明していただきました。
「まずは、紙とウェブのメディア特性を比較してみましょう。。
基本は、どちらもテキストであり、ページという単位の概念で構成されている
という点は同じ。一方で、固定化されパッケージングされた媒体である紙と、ランダムで
世界中の文脈にリンクできる自由度の高いウェブ、という違いがあります」
では、ウェブならではのメディア特性はどういうものでしょうか。
「ウェブメディアの特性は5つあります。
1、フォーマットがまだ進化するメディア
2、Live Text
3、紙よりも長生きし、発見されやすいメディア
4、他人のサイトは変更不可
5、テクノロジーレイヤーでこれからも変化/変身するメディア
以上の点を踏まえて、ウェブならではのコンテンツを作っていくことが
求められます」
講義の最後で神田さんはウェブメディアのこれからについて言及し、下記の言葉で
締めくくりました。
「ウェブメディアは誕生して16年。人間でいうと高校生になり思春期真っ只中ですね。
今後、どういう方向に向かっていくかは、高校1年生と同じで未知数です」
ウェブ編集・ライティングの基礎知識を学んだ今回の講義。
ウェブの視点を軸に、紙を含めた全てのコンテンツメイキングに繋がる内容
の講義でした。
編集会議.comでは、今後も編集・ライター養成講座の魅力を余すところなく
お伝えしていきます。
編集者・ライターを目指す方、出版業界に興味をお持ちの方は、是非お立ち寄りください!
こんにちは。
編集・ライター養成講座事務局です。
最近、いろいろなところで「編集をする」という言葉を聞きます。
例えば、とあるCD・DVD・ビデオのレンタル店に入ったときのこと。
「○○くん、あそこの棚、新作を入れて編集しといて!」
なるほど、棚を作ることを「編集」と言うんですね。
言われてみれば確かに、ある目的のもと、情報をまとめる行為と
言えなくはない。
その他にも、音楽プレイヤーを自分好みに「編集する」とか、
スポーツ選手が情報をまとめ、試合を組み立て「編集する」なんて
言葉もあります。
そう考えると「編集する」という行為の奥行きが広がってきているんですね。
インターネットが身近になり、莫大な情報が溢れる現代社会では、「編集」
はひとつのキーワードとも言えそうです。
では、雑誌の編集という仕事に従事し、生業としてきたプロの編集術とはどんな
ものなのでしょうか?
そこで、編集・ライター養成講座事務局は、編集のプロから話を聞き、
編集者・ライターの仕事の実際を体感してもらう無料体験プレセミナー
を開催いたします!!
「雑誌や書籍を世に送り出す編集者になりたい」
「文章を書く仕事をしたい」
「企画力や表現力を身に付けたい」
「編集・ライター養成講座を受けたいと思うが、ついていけるか不安・・・」
上記のような
"実際の編集・ライターの仕事を体験してみたい"という方に向けた、無料セミナーです。
お話いただくのは編集者・記者として豊富な経験を持つ『AERA』編集長の尾木和春さん。
当日は、皆さんと一緒に特集タイトルを作ってみるワークショップも開催。
しかも、その場で、尾木さんに寸評してもらえます。
また、マスコミ出版界での仕事の魅力、編集者・ライターに必要な能力をはじめ、特集タイトルの考え方・分析についてのレクチャーもあります。
申込締切前に満席となる可能性もございます。ご了承ください。
今すぐこちらからお申込みいただくことをオススメします!
↓ ↓ ↓
http://www.sendenkaigi.com/editorfree/
皆さんのご参加をお待ちしております!!

Q4
加藤さんが、編集の仕事をずっと続けていられるのはなぜですか。
A4
うーん......。
「ずっと続けていられる」、たしかにずっと編集の仕事をしてきたんですね。
つまり、その、このご質問を頂戴して、「そっか、出版社に入ってからずーっと編集の仕事をしてきたんだな」とあらためてびっくりするというのか、あっという間に29年もの歳月が経ってしまい、まだまだ修行が足りない、勉強が足りないという後悔ばかりというべきか慚愧の念にたえないといったらいいのか......。
ただ、編集者をやってきた人生30年がとても短く感じられるのは、たぶん、この仕事が大好きだからなんでしょうね。もちろん楽しいことばかりではなくて、つらいこと、不愉快なこと、他人に迷惑をかけたこと、失敗や間違いを犯したことも数知れず、それでもなお、臨終の際に「生まれ変わったら、もう一度編集者をやりたい」といいそうな気がしています。
なによりも編集者という仕事をしたおかげで、右も左もわからない若造が、先輩記者、カメラマン、ジャーナリスト、小説家、あるいは、犯罪者、警察官、女優、風俗嬢、いろんな人々と出会い、人生の山や谷を越えて一人前になれたような――そんなビルドゥングスロマン(成長物語)を生きてきたように自分の半生をなぞれるような気がします。
仕事というものは、人を育てる、成長させることができる――言い換えれば、いまの仕事が、あるいはいまの職場が、自分を育ててくれているという実感があれば、それは正しい職業の選択をしたといえるのではないでしょうか。
(加藤 晴之)
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