トップページ>思いを仕事にした人たち>スイッチ・パブリッシング 販売/編集 李珍亞さん
2009 / 12 / 16
現在、スイッチ・パブリッシングで販売と編集をしている李珍亞さん。今回は、李さんに出版界を目指したきっかけ、および現在の仕事について話しを聞きました。

――出版界を志望したきっかけは、なんですか?
世の中に埋もれている面白い人というのは本当にたくさんいて、そんな人たちの本を出版できたらと思ったのがきっかけです。
特に高校時代に出会った塾の先生は出会った人のなかでダントツに面白くて、でも狭い塾のなかの生徒しかそのすごさを知らない。
そんな人を世の中の人にもっと知ってもらいたいと思いました。
ただ、その思いをどう伝えればいいか分からなくて、新卒の就職活動も結果としてうまくいきませんでした。
大手出版社は軒並みダメ。
出版社以外に、ダウンタウンが好きだったので、彼らの番組を制作しているテレビ制作会社を受けて内定をもらったものの、本当に続けられるか分からず断ったこともありました。
こういった経緯があって、編集者を志していることを目に見えるかたちで示したいと、編集・ライター養成講座に通ったんです。
講座では、人とのつながりを持てたことが一番の収穫でした。
当時はまだ学生だったので、名刺を持っていませんでしたから、自分で名刺サイズの紙を買ってきて作成し名刺代わりにしていました(笑)
同期の受講生に、「うちの会社で働かないか」と、声をかけていただいたこともありましたね。
その方とは、修了した後にも連絡をとっていました。
お礼の手紙は速達ですぐに出す、と教えてくださった文藝春秋の松井清人さんの講義は今の仕事でも実践したことがあり、相手に褒めていただき講座の成果が発揮できました。
――スイッチパブリッシングに入社される経緯は何でしたか?
入社したのは、大学を卒業した年の8月です。
たまたま読んだ号の巻末でアシスタントを募集していたんです。それに応募して入った、というのが経緯ですね。
1年間アシスタントとして経験後、社員として販売部に配属になりました。
社員になってからは、編集の仕事も任せてもらえるようになり、「SEED OF BOOKSHELF」という新刊インタビューのページを『SWITCH』で担当しています。

誰にインタビューするか自分自身で決められるので、会いたい人に取材をしています。
取材→執筆→校正→入稿と、一連の作業が終わったときにはやりがいを感じますね。
それを感じることのできる一番の理由に、スイッチパブリッシングという会社の中に、会いたい人には会いに行こう、という精神があるからだと思います。
――これから手掛けていきたいことはありますか?
雑誌の域にとどまらず、素敵な絵本とかを作ってみたいです。
ぜひ実現させたいです。
これからも会いたい人と仕事をしていきたいです。