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丸田剛司さん[東京教室 修了生]
スタジオ・ハード・デラックス
1987年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
一年間無職を経て編集プロダクションへ入社。
編集業務に加え、海外の出版社、イベント運営団体との業務を担当。
将来の目標は国内外の作品、作り手がより広く活躍できる媒体をつくること。
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編集の仕事のきっかけは、N.Y.で出会った「少年ジャンプ」
――編集者を目指したきっかけは?
小学4年生から中学3年生頃まで、アメリカのニューヨークに住んでいたんです。きっかけは日本食品店で販売されていた集英社の「少年ジャンプ」。
日本語に触れる機会が少なかったからありがたかったですね。
現地校に持っていって友達に読ませたら、『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』がかっこいい!とか興奮しているわけです。
その頃から将来日本の漫画の流通を増やしたり、実際に漫画をつくったりしていきたいと思いました。
――講座を受講したきっかけは?
今の編集プロダクションに勤務しはじめて3カ月くらいたったところで、講座を受講しました。それまで文章を書くのが得意じゃない自覚があったので。
――講座を受講して役に立ったことは?
米光先生からは物書きの鉄則、テクニックを徹底的に教えていただきました。
例えば、1のことを書くにしても100の情報を集めてそれを10に絞って、それをさらに1にするみたいな。
講座では物書きとしての基本を学べたので、今の仕事にも役に立っていると思います。
入社してからまもなくファンタジー大辞典という本を手がけましたが、
米光先生に教わったことは確実に生かされています。
――プロの編集者、ライターを目指す上で大切なことは?
やっぱり自分の好きな分野で仕事をするのが大切ですね。
現在、オタク系に強い編集プロダクションで仕事してますが、
やっぱり自分の得意分野で働けるのは大きな意味を持っていると思います。
僕の場合は、日本のアニメや漫画が好きで、それをもっと色んな人へ身近なものにさせたいという思いがあります。
また僕は編集志望ですけど、実際に手がけた書籍の3分の2は僕自身が書きましたし、編集だとかライターだとか関係ないですね。
企画を出せて、モノを書けて、編集もできるって人が強いと思います。
ライター一本で食べてくのはちょっと厳しいのではないでしょうか?
これからは企画と編集両方できる人が求められると思います。
あとはやっぱりやる気と体力。
締め切り前になると家に帰れなくて、10日間パンツを替えられなかったこともあります。
忙しすぎて1回倒れたこともあるんですけど、本当に体力の大事さを身にしみて感じました。
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