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徹底したビジネス意識を持つ京極夏彦の素顔

こんにちは、編集部のNです。
本日発売の『編集会議』1月号には、
『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』などの映像化が相次ぐ作家

姑獲鳥(うぶめ)の夏 (KODANSHA NOVELS) 魍魎の匣 (講談社ノベルス)

京極夏彦さん

が登場!

妖怪という装置で人間の愛憎を描き、"憑物落とし"で
謎解きをするという新しいスタイルを確立した京極さん。
美しい文体、緻密に作り込まれたエピソード、
個性的なキャラクター造形などに夢中になる読者が続出しています。

物語のプロットから人物造形まで細かに設定している京極さん。
文章が読みやすく視覚的にも美しくなるよう、
紙に印字された時と同じ文字組で執筆。

さらに、単行本から文庫本になる時には、判型が変わることで
「文章が次のページにまたがらないようにする」という
ルールが崩れることがないよう、膨大な文章を書き直しています。
これらはすべて、京極さんの

「書籍という商品を最高の形で提供する」

という徹底したビジネス意識から生まれています。

そんな京極さんは和服姿と皮手袋がトレードマーク。
さらに、妖怪漫画家・水木しげるさんの弟子を自称し、
世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員、全日本妖怪推進委員会肝煎も務めています。

その素顔とは? 交流のある担当編集者の方々によると......。


■とにかく多芸多才

頭は切れるし、論もたつし、歌は作るのも歌うのもうまいし、
声もいいし、絵もさらさら~と描いちゃうし、
物販も上手だし、数え上げたらきりがないほどで......。
最近は、映像編集の腕前を拝見する機会が多いのですが、
効果音の入れ方、字幕の貼り方、画面の切り替え方などなど、
もう、プロはだしというか、完全にプロフェッショナルの仕事です。
エピソードじゃなくて申し訳ないんですが。
(角川書店・武内由佳さん)


■「乗れないけど、理論はわかる」

多彩な顔を持つ京極さんですが、最近は全日本妖怪推進委員会の肝煎として、
全国各地のイベントで自ら積極的に物販をしています。
整頓マニアの本領を発揮し、てきぱきと手際よく商品を陳列する様子には
いつも驚かされます。京極さんはスポーツ嫌いで有名ですが、
ご本人は自転車に乗れないにもかかわらず、お子さんに自転車の乗り方を指導して、
見事に乗りこなせるようにしたそうです。
京極さん曰く「僕は乗れないけど、理論はわかる」。
(メディアファクトリー・似田貝大介さん)


『編集会議』1月号には、仕事の合間に書いた処女作
『姑獲鳥の夏』が大ヒットし、無名の新人から
鮮烈なデビューを果たした京極さんの読者の心をつかむヒントが満載です。
ぜひ書店でチェックしてみてください。

henshukaigi | 2008年12月 1日 16:33

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