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書店員が「売れる!」と感じる本&雑誌とは?

こんにちは、編集部のNです。

みなさんは日ごろどのくらいの頻度で書店に行っていますか?
「店内を見回るだけなら頻繁に行っている!」
という方もいらっしゃることと思いますが
さらに一歩進んで書店員にも話しかけているという方はどうですか?

「実はまだ書店員とは交流したことがなくて......」というあなたは
絶対に損をしています! 書店員と仲良くなることで、

「このあいだ、こんな人が担当の本を手に取っていたよ」
「この表紙のこの部分が好評です」
「お客さまから、こんな問い合わせを受けました」

などと、見ただけではわからない売り場の最前線の情報が得られたり、
宣伝のヒントになるような情報を得ることもできるんです。
人気企画を生み出すためには、書店員の協力は大きなあと押しになります。

ここでは、『編集会議』12月号で取材した目利き書店員の方々に
日々たくさん届く書籍や雑誌の中から、どんな点に「売れる!」
感じるのかを聞いてみました。

【文芸書担当】
青山ブックセンター六本木店
間室道子さん

さまざまな要素がありますが、書店員は
「匂いとか手ざわりとかでわかる!」っていう人、多いですよ(笑)。
あとは、プルーフ版などを実際に読んでみて面白かったもの。
自分の感性を信じるしかない。ここが勝負どころです。
新刊のすべてをチェックすることはできないですが、
丁寧な手紙と一緒に送られてきた本やプルーフ版は
読むモチベーションも上がります。


【新書担当】
ジュンク堂書店新宿店 
平川逸郎さん

初日に新書が複数冊売れるのは、ベストセラーの前兆。
すぐに追加注文しています。また、サブプライムローン問題や
リーマンブラザーズの経営破綻など、話題の時事ネタに合ったタイトルは
動きがいいです。また、新書の帯も売上げを左右する重要な要素。
最近はイラストやマンガ入りの帯が増え、全体的に太くなる傾向。
色もピンクなど目立つもののほうが売れます。


【雑誌担当】
丸善丸の内本店 
半田純一さん

ビジネス誌を購入する方は、普段から新聞を読み、
ニュースもしっかり見ています。だから雑誌に求めるのはもう少し深い情報。
それが特集タイトルなどにあらわれているといいですね。
また、週刊誌でも月刊誌でも最近では"ビール"や"靴"など、
ひとつの話題に特化しているものが強いように思います。
何かにこだわってみようかなというビジネスパーソンの興味をそそるのかもしれません。


ほかにも、『編集会議』12月号では、
書店員が日ごろからチェックしているメディア、
電話や訪問していい時間帯まで聞いています。
ぜひこの機会に書店員さんを訪問して「売れる企画のアイデア」をつかんでみてください。

henshukaigi | 2008年11月17日 17:18

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