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今月の評論家 しおりの評論家

「今月の評論家」

しおりの評論家 
彼方氏
サイト「しおりの森」 

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http://www2.tokai.or.jp/kanata/
(サイト説明)
動物のしおりや、美術にまつわるしおりなど、国内外のしおりを収集する彼方氏のサイト。
海外で作られた、芸者や鎧兜の「日本風」しおりといった変わりダネも掲載している。
現在、保有するしおりの数は2万2203枚。「ただ、未整理のものがたくさんあるので、
実際は更に上乗せされるかと思います」。

しおりのせいで
普通の旅行に満足できない?


 「しおりにかける情熱には自信があります!」と宣言する彼方氏。
集めたしおりは、出版社や形状・材質などによって分類し、お菓子の空箱に入れて保管している。
 「始めの頃は、いくら集めても場所をとらないので良い趣味だと思っていましたが、
いつの間にやら69箱。部屋を圧迫しています」。
 しおり集めのきっかけは、氏が小学生の時に愛読していた、集英社コバルト文庫。
当時のコバルト文庫のしおりは、3枚並べると1枚の絵が完成する仕組みだった。
ランドセルのポケットに入れて集めた、最初のコレクションだ。
 
 集めたしおりにはどれも愛着を持っているが、
足を使って集めたものには、ひと際、思い入れが強い。
特に観光地の土産物店には、昭和20年代~30年代に製造された、
ご当地特有の”観光地しおり”が眠っているという。
そのため、旅行はコレクションを増やす絶好のチャンスだ。
 「真冬の長野で、山の上のホテルから麓の土産物屋を目指し、雪道を駆け下りた」、
「団体旅行で行った神戸の中華街で、25分の自由時間の間に店を駆け回り、
79枚のしおりを集めた」など、武勇伝には事欠かない。

 ただ、旅行には、あるジレンマも伴う。
 例えば、観光地で100軒の土産物店があったら、100軒全部を回ってしおりを探したい。
しかし、団体旅行の場合は、そんなわがままを言う訳にもいかない。
結局、指をくわえて、泣く泣くその場を立ち去ることになる……。
 「友達と楽しく旅行はしたいんです。でも、しおりも欲しい。これは大きなジレンマですよ(笑)」。
 こうした辛さはあるものの、「今後も、自分がいいなと思ったもの、好きなものを際限なく並べていけたら」と抱負を語ってくれた。

henshukaigi | 2006年12月27日 17:29

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