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今月の評論家 プライヤー照明氏

「今月の評論家」

手ぬぐいの評論家 
プライヤー照明氏

サイト「てぬぐイズム」
 http://tenuguism.hattari.com/

(サイト)
プライヤー照明氏がコレクションした手ぬぐいが展示されているサイト。サイトに掲載しているもの、していないものをあわせと、所持数は約500枚。「『手ぬぐい=和風のくらし』という概念はこの際捨てましょう!」と、知っているようで知らない手ぬぐいの使い方や、手ぬぐいで作った洋服なども紹介されている。

使い道はいろいろ
日本らしい曖昧さも魅力


 プライヤー照明氏の仕事は、フリーランスの舞台照明家。手ぬぐいのコレクションを始めたきっかけは、会社員時代にさかのぼる。
 夏の野外の仕事では汗拭きが欠かせないが、タオルを首に巻くのは暑い。先輩を見ると、涼しそうな手ぬぐいを巻いていた。真似をしようと思ったが、「どうせなら、かわいいものを巻きたい」。ここから、コレクションが始まった。 

「そのうち、舞台の仕事をしている人たちにもっと手ぬぐいを広めたくなって、もともと運営していた舞台照明のサイトに手ぬぐいコーナーを作りました。その更新頻度が多くなり、反響もあったので、独立させて『てぬぐイズム』を作ったんです」。
 お気に入りの手ぬぐいは、使ってしまうのがもったいないような気もするが、「そんなことはない」と言い切る。
「手ぬぐいは使うために生まれてきた物。使わずにしまっておくなんて、その方がよっぽどもったいないと思います。それに、使えば使うほどやわらかくなって、肌になじんでくるので、お気に入りのものほどガンガン使って、ジャブジャブ洗っています」。
 今後の展開としては「外国人へのお土産としても重宝されているから、サイトの翻訳をしてくれる人がいれば英語の解説を付けたい」という。
「ただその場合、『手ぬぐい』という言葉を訳すのが難しいんですよね。ジャパニーズタオル、ジャパニーズバンダナ、ジャパニーズコットン……いろいろ候補はありますが、手ぬぐいは使い道が多いので、どれも違う気がします。手ぬぐいのそんな曖昧さが、なんとも日本らしくていいと思うのですが」。

henshukaigi | 2006年8月 7日 14:53

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