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今月の評論家 怪しい日本語の評論家

怪しい日本語の評論家
アジア光俊氏


asia.JPG
サイト「アジア光俊HP」
http://www.linkclub.or.jp/~asia-mit/
1999年開設。アジアで販売される商品に使われている、ちょっと怪しい日本語の数々を収集している。それ以外にも、食べ物、お酒など、アジア文化を幅広く扱う。「お酒が好きなので、『アジアのお酒』というコンテンツも充実させていきたいですね」(アジア光俊氏)。


なぜこんな言葉に?
意味不明の怪しい日本語達


「製造される。けんど.東京.日本に 子供と妊婦は飲まない方がいい。患者は医者にかかるべきである」。
 意味ががわかるようなわからないような不思議なこの一文は、カンボジアで販売の「けんど」というエネルギードリンクに書かれた商品説明。

「タイを中心に、年10回程度は海外に行く」というアジア光俊氏はこれを発見して以来、アジア諸国で使われる奇妙な日本語に興味をもつようになった。探してみると、日本に輸出されるわけでもないのに、なぜか日本語が使われている商品を多数発見。それも、商品キャッチに「しょくようかくめい おもしろいしょくひん」、成分表示に「そろまめ 新鮮なとろがらし 砂糖でま」といったように、怪しいものもかなりの数に上ったという。
 なかでも、氏が特に気に入った商品の一つがタイで発見した乾燥果物「あきこ」シリーズ。最初見つけた時は「年寄りでも著者でもかなリいて官養てガたぷり」などと意味不明な日本語が随所に使われていたが、新バージョンが発売される度に、こなれた日本語へと進化していった。
「日本産に見せようとするメーカーのしつこさがすごい。サイトで日本風アニメを公開したり、『あきこグッズ』まで作ったりと、その努力には頭が下がります。それでも途中、若者が『苦物』になったり、おかしな日本語が使われていたんですけど」。
 ちなみにこれらの日本語が書かれた商品は、「どうしても現物を持って帰りたい」とのこだわりから、全て購入しているという。包装紙だけでもかなりの量になっており、収納場所に困るのが悩みの種だ。
 「現地の商品が年々移り変わっていく様を見るのが楽しい。最近は、日本語を使った商品が目立って増えてきましたね」と語るアジア光俊氏。これからも、アジア帰りのコレクションは増えていきそうだ。


henshukaigi | 2006年3月10日 10:37

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