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今月の評論家 色物文具の評論家

色物文具の評論家 きだて たく氏

サイト「色物文具専門サイト【イロブン】

用途不明、爆笑必至の“イロブン”を紹介するサイト。きだて氏のツッコミも絶妙。ちょっとHな文具を紹介する隠しページも……?

image/hyouron.gif

何に使うの!? おかしな文房具の数々

 生首の形をした鉛筆削り、ラジコンカー付きペン、顔面クリップ……これらは、すべて実在する文房具。このような、本来の用途からかけ離れた「使えるけど何かヘン」「いきなり見た目からバカ」などの色物文具、すなわち“イロブン”を紹介しているきだて氏。

「子どもの頃、学校にオモチャを持ち込んではいけない、でも文房具ならいい、だったら、『文房具の体裁をしたオモチャならOKじゃないか?』という理論を組み立てました」。
 これが、今につながっているようだ。
 サイトでは、イロブンを「文具合成種」「形態異常種」など、6ジャンルに分けている。サイト開設前は、書く・切るといった機能別の分類も検討したそうだ。しかし、基本機能すら危うい色物文具に、その分類は意味がない、と気づいたという。確かに、ペン付きライター(文字どおり、普通のライターにペンが付属している)などは、握りづらくて、文字を書くという基本的な使い方すら難しそうだ。
 そんな危うい文具たちの写真を見ているだけでも楽しいが、氏の紹介文も秀逸。
「『これは面白いぞ、ウケるぞ』と自分の中で感じたものを、いかに減衰させずにサイトに来てくださる方にお伝えできるか。この点に苦労しています」というだけあって、練りに練られた文章には、思わず吹き出してしまう。例えば、12本ものファスナーが付いている、多ファスナー筆入れは、「限度を知れ」と一刀両断。その一方で、なんとかいい点を探そうともしており、イロブンへの愛情が感じられる。
 きだて氏は、自身を、「コレクター」ではなく、「変な文具を世間に紹介する人」と称している。イロブンは、氏の手にかかることで、より輝きを増すようだ。

henshukaigi | 2005年11月30日 09:00

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